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「理検」の目的
いま、理科学的な洞察力のある人材が広く求められています。生命科学やITの先端技術、環境の汚染や地球の温暖化対策など、科学技術の進展に依存する課題が山積されています。
それらの課題を解決するためには、学校教育で身につけた基礎・基本を基にしてさまざまな問題を解決できる知恵と意欲と力が不可欠です。「理検」は、このような
社会ニーズに対応できる有能な人材の発掘と育成を目指して活動しています。
「理検」の問題は、教育課程で理科の学習指標として活用できるとともに、企業では理科学的洞察力を有する人材の採用基準に用いることもできます。また、一般社会に
対しては理科学の最新情報を提供する新しいシステムとして機能することを確信しています。
日本理科学検定協会
事務局 〒125-0041 東京都葛飾区東金町 2-4-1
TEL:03-5660-3293 FAX:03-5660-2833
メッセージ
日本理科学検定協会 会長 桃谷 好英
(プロフィール)1928年 大阪生まれ。京都大学理学部植物学科卒業・京都大学大学院修了。理学博士。化学進化論を専攻。帝塚山大学助教授を経て大阪府立大学総合科学部教授、兼 大阪府立大学院農学研究科教授(平成4年3月定年退職)。京都インターナショナルユニバーシティー副学長(2002年まで)。現在 財団法人 日本数学検定協会評議員。特定法人 京都藝際交流協会 Japan
Art Forum 顧問 著書 約70冊(内外国語訳 出版されたもの約20冊)
理科学検定「理検」について
理検では、子供の目線で見た不思議を解りやすく取り上げる工夫をしています。問題を解いている間に、いろいろな理科学的知識が自然に入ってくるように心掛けています。新しい技術開発によって出てくる新しい知識も教科書などでで習うことを基にし、それぞれの階級に相当した理解像で答えられるように設問するようにしています。理科の教科書での各分野を集約したようにも
見えますが、上級になるほど、或る一つの分野に詳しいだけでは合格点には達しません。
日本理科学検定協会 代表
財団法人日本数学検定協会 理事長 高田 大進吉
(プロフィール)1944年中国済南市に生まれ。東京電機大学工学部電気工学科卒業後数学教育に興味を持つ。70年代に日本の資格・検定制度を研究。70年代後半に数学力の絶対評価制度の研究に着手。1988年数学検定制度「数検」を創設、世界に先駆けてわが国に数学の生涯学習システムが発現した。1989年理科教育に理科学検定が有効であることを提言、理科検定制度の研究を開始。1996年理科の仮検定を実施。1997年理科学検定「理検」を創設。現在に至る。
理科学検定「理検」の創設について
日本人の理科、もしくは科学に対する関心が低下している兆候は1990年代初めから見られ、いくつかの科学雑誌が廃刊になったことで一層顕著になりました。また、教育現場からは、理科離れや大学生の理数能力の低下が指摘されており、わが国の標榜する環境立国や科学技術創造立国の将来に、大きな不安を投げかけています。
一方では、生命科学やIT関連先端技術分野などでの国際競争が激化し、地球環境の変化や高齢社会への対応が、われわれ生活者一人ひとりに求められる時代になりつつあります。
理科学検定は、このような社会に有用な人材の輩出を目的として創設されたもので、教育課程においては理科の学習指標として活用できます。また、企業においては幅広い理科学の知識を有した人材の採用基準に用いることができます。
一般社会に対しては、理科学の最新情報を届ける新しいシステムとして機能する検定制度になることを確信するものです。
「理検」は、22世紀に向けた世界の人々に求められる力を、新しい情報やものを生み出す力ではないかと観ております。
「理検」には記述問題がいくつか出されます。自分の考えや推理した内容を言葉で表現する必要がありますが、それは、自分の頭脳から新しい情報を生み出す営みであり、受検者本人が気づいているのか分かりませんが素晴らしい表現に出会ったり、その論理的表現の美しさに圧倒されることもたびたびあります。
22世紀は、もっと高い倫理観を求めてきます。人の倫理観は、崇高な自然観に支えられていると思いますが、限られた時間の中で、理科学的感性を磨き、揺るぎない自然観を養い、新しい情報やものを生み出してくださることを期待しているものです。
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